「ひきだし」第27回 次世代の学習方法

 今回は、「次世代の学習方法」についてみなさんと一緒に考えたいと思います。

 なぜ?私がこれを取り上げたかというと、この年齢で「プロクラ」との出会いがあったからです。以前プログラミングとの接触はありましたが興味を持ちませんでした。その理由は私の理解力不足!から楽しく思えなかった!からです。それが「プロクラ」というものに出会ってプログラミングに対する考え方が変わりました。

 目が留まったのは「表現力」を育むという単語でした。これからのことどもたちが社会を生き抜いていくために必要な一つの大きな力だと考えていたからです。

 学習環境も大きく変わります。例えば、プログラミング教育が
 2020年度から小学校の授業に組み込まれました。
 2021年度からは中学校で全面実施となります。「技術・家庭」の技術分野の情報の技術へ
 2022年度から高等学校でのプログラミング教育が拡充!「情報Ⅰ」で共通必修科目となります。

 この背景には、将来の社会では基礎知識を生かして、その先にあるものを追求できる「創造性」のある人材が求められているのだと思います。そのために、社会に出る前の学校教育の充実が重要視されるのです。ゆえに、教育現場で、プログラミング的思考を育む授業やアクティブラーニングの導入が進んでいるのですね。

 「何を知っているか」から「何ができるようになるか」への時代へ風が動き出しました。
この風の中で生き抜いていける子どもたちに共通することは、自己肯定感が高いということだと思います。プログラミング的思考は、トライ&エラーが土台になります。何度失敗しても成功するまで立ち向かうという意思が必要です。それを支えるのが自己肯定感です。

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「ひきだし」第26回 叱る

 今日は、前回の「叱る」にスポットを当てます!

「叱る」とは、子どもに腹を立てることではありません。子どもが、自分も他人も大切にするように、一つひとつ教えていくことと書きました。

また、大切なポイントを3つ挙げました。それについて少しだけほりかえしてみます。

① 全人格を否定するような言い方をしていませんか。

「あなたは、〇〇だ!」という表現は、相手を決めつけていう言葉です。それは全人格を否定することにつながります。
あくまでも行為を「叱る」のですから、
「△△するのは、よくないよ」という部分的な表現をしましょう。そして、の理由をしっかり分かるように、納得するように冷静に話していきましょう。

② 何を叱られているか、わかるような叱り方をしていますか。

私も両方の経験があります。親は叱りだすと、だんだん話が広がって「何を」叱っているのかがよく分からなくなるときが多いですね。冷静になれません>ヒートアップしていきます。
こんな時は、叱る前に「××するのはよくないでしょ!」と何がいけないかを整理してから話すことを心がけましょう。そうすることで、気持ちが冷静になっているものです。

③ どんな行動を取ったらいいか考えて、分からない時は、対処の仕方を聞きに来る。というような環境を整えていますか。

どのような行為がよくなかったかを具体的に伝えます。そして、それについての対処方法を、分かりやすく話すということを心がけていきましょう。感情対感情では、傷つくことはあっても、得るものはないと思います。

このように書くのは簡単ですが、実際に「叱っている」時に冷静になれるか?との戦いですね。冷静になるための「魔法の術」を考えてみてください。

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「ひきだし」第25回 褒めると叱る

 今日は「褒める」「𠮟る」についての話です。

「褒める」とは、子どもを評価することではないということです。子どものがんばり、成長を見つけて、その喜びを伝えていくことだそうです。
「叱る」とは、子どもに腹を立てることではありません。子どもが、自分も他人も大切にするように、一つひとつ教えていくことだそうです。

今までの「褒める」「叱る」という言葉の使い方が違ってきますね。「褒めて伸ばす」ということばが・・・。「褒められた」子どもがそれをどのように感じ、自らがどのように行動に転化していくかは子ども自身だということになります。「褒める」という行為は、道具を使って何かをするという行為とは違うことになります。「褒める」ということは、子どもの自己肯定感を上げることに結びつきます。

 では、子どもを「叱る」ときに気を付けることとは何でしょうか?
 どんな時に、どのような叱り方をしているか。ふり返ってみてください。

① 全人格を否定するような言い方をしていませんか。
② 何を叱られているか、わかるような叱り方をしていますか。
③ どんな行動を取ったらいいか考えて、分からない時は、対処の仕方を聞きに来る。というような環境を整えていますか。

 「叱る」という行為も、子どもの自己肯定感を上げることにつながることが分かりますね。

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「ひきだし」第24回 表現の仕方

 今回は、「表現の仕方」についてのお話です。

 我が子が元気になる接し方は?どんな接し方。
 
 親には親の評価基準があり、子どもの評価は、当たり前ですが親の「ものさし」で決まります。例えばテストで70点取ってきたとします。まず目が行くのは、間違ったところです。「なんでここ間違ったの?」ということばから評価が始まります。それに追い打ちをかけるように「こんなところもわからないようじゃダメじゃない」とことばが続き、ダメ押しの「だからいつも言っているでしょ!お母さんが言ったとおりにやらないからよ」で終わります。

 子どもが聞くのは、注意のことばやダメ出しのことば。否定のことばです。

 70点取れているのですから、7割褒められ、3割注意されるのがフェアな評価ではないでしょうか。親の「ものさし」は、相対評価であり絶対評価ではありません。その気持ちもわかりますが、自信を持てない子どもにとって、自己肯定感の低い子どもにとっては、3割を問題にしないで、まず7割をしっかり褒めていくことが大事なことだと思います。

 「ここちゃんとできるようになったね!」「ここもできているね!」そうすることで、自分もやればできるんだと喜びを感じることができ、心地よくなり、意欲が湧いてくる。プラスの方向に動き出していくと思います。

 親の観点が変わり、表現の仕方がかわれば、子どもの心にワクワクするプラスの気持ちが芽生えてくると思います。それが残りの3割を解決していくのではないでしょうか。


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「ひきだし」第23回 評価について

今回は、「評価」についてのお話です。
 
私の気づきは、廊下を通ったとき、K君(中学生)が楽しそうに、明るく授業を受けている姿を見たときでした。数学の授業ときとは全然違う表情です。得意、不得意という観点もあると思いますが、自分はK君を何も知らない。と言うか、自分勝手な観点で「評価」していました。 

このような仕事をしていると、年度が替われば「担当クラス」が変わる場合もあります。生徒のレベルで習熟度別にクラス変更もあります。その時に、子ども一人ひとりの「申し送り」を前任者とします。

子どもの性格、部活、習い事やその子どもの得意教科、不得意教科(単元等や学習習慣等)、伝達しておくべき大切なこと(注意点)など時間をかけて話し合います。その時に、私は本気で聞いていたのか?一人ひとりの子どものことを知ろうとしていたのか?という自責の念にかられました。

子どもの様子は、時間とともに、接する人とによって、場面でいろいろ変化します。子どもも大人と同様に、いろんな役を演じています。目の前にいる子どもの様子が全てではないということを「知る」ということが大事で、「知らない」ことの方が多いのです。

家庭での、学校での、スポ少や部活での、塾での子どもの様子・・・

自分勝手な「評価」で、接するのではなく、知らないのであれば前任者に相談してアドバイスをもらったり、本人に直接教えてもらったりという行動に出なければなりません。
先生と呼ばれる職業は、落とし穴が多いです。


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新年度のごあいさつ

新年度になりましたね。
 入園式、入学式と新しい出会いが始まる季節!子どもにとっては、チョッと勇気が必要な季節かもしれませんね。また、ワクワク・どきどきの季節でもあります。どんな経験をしながら成長していくのかが楽しみですね。

「春」は英語で「spring」です。
「spring」はもともと「突然飛び出す」という意味だそうです。冬の間に積もった雪や厚くなった氷が解け始めて、地下水を作り地表に「突然湧き出す」→「泉」の意味にもなるそうです。そのような季節は「春」ですね。また、突然飛び出すという意味から「バネ」という意味がうまれてくるとのことです。

 だから、「春」は何かに挑戦したい!という気持ちになるのかもしれませんね(^^)/

 新年度もよろしくお願いいたします。

追記:

新年度よりEsumoは、名前をEISUグループ中通校Esumoに変更します。それに伴い、対象を小学1年生~小学6年生、中学1年生~中学3年生、とし、新たなサービスとしてプログラミング指導の「プロクラ」をスタートします。また、高校生がいつでも自由に使え、安全面を考慮した「自習室会員生」もオープンします。中通地域の活性化に、子どもたちの学力向上に務めてまいります。これからも、よろしくお願いいたします

「ひきだし」第22回  『存在への自信』『能力への自信』

 今回は、前回の続きです。
 『存在への自信』『能力への自信』、どちらの自信が我が子の土台になるか?の考えを進めてみます。

 結論から言うと『存在の自信』=『自己肯定感』です。ですので「無価値観」ではないということです。自分自身の価値を肯定しているわけですから、例え何かに失敗しても、それだけで自分の存在価値がすべてなくなったとは思いません。だから、再度立ち向かうことができます。

 今回の失敗に「疑い」を持っても、別の機会に、別の分野でなんとかできるというプラスの思いに変化していくのが、自己肯定感が高い子どもたちです。

 しかし、自己肯定感が低いと、今回の失敗で、自分は何をやってもダメなんだ!ひどいと、自分はやっぱり存在価値がないんだと、マイナスの映像を自分自身で映し出し、そこに不安や悩み、焦りを増幅していくことになってしまいます。

 『能力への自信』は、うまくなりたいという自らの努力の結果で身につけることができます。けれども、いつもうまくいくとは限りません。失うということもあります。試合で負けたり、テストで思うような結果を出せなかったり・・・。

 このときに、『自己肯定感』が低かったらどうなるでしょうか?

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「ひきだし」第21「子どもに自信をつけさせるには?」

 今回は、「子どもに自信をつけさせるには?」について進めていきます。

 まずは、自信の定義と本質について調べたことを書きます。
 自信の定義:「信じる」ということは、そもそも選択の前に「疑い」がなければ生じませ
ん。根拠があれば、そもそも「信じる」ということが成立しないのです。

 自信の本質:「信じる」ということは、根拠から推して勝てない公算が同等以上に大きい
      (いわば疑いがある)場合に、それでも戦いに臨むような時に生じる概念です。

ということが分かりました。自分なりに整理すると、「疑い」があれば心が乱れ、脳が勝手にマイナスの思いをどんどん膨らませ、それを映像化して見ている自分がいる。そこに不安や悩み、焦りを自分自身がさらに増幅していることに気がつかないということ。でも、根拠があれば安心して臨む(挑戦できる)ということになる。

 次に調べたのは、自信には「2段階の自信」があるということです。

 第1段階の自信は、『存在の自信』だそうです。これは、親や周囲の人が自分の存在を喜んでくれることから育まれる気持ち!それは、自分はここにいていいんだ、ありのままで、存在価値があり、自分はいらない人間なんかじゃないんだという気持ちです。

ここに先ほどの「疑い」があれば我が子はどうなるでしょうか?

 第2段階の自信は、『能力への自信』だそうです。これは、勉強ができる、スポーツができる、お手伝いなどができるという、自分の能力への自信です。周囲の人から、認められたリ、ほめられたりすることによって、育まれます。

自分の能力に根拠があれば、「疑い」を持ちません。結果、練習で培った技術を平常心で出すことができることにつながるのだと感じました。

 ここで、どちらの自信が我が子の土台になるか? 
これについては、次回でお話ししたいと思います。

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「ひきだし」第20回 特別編③/3 大人の接し方で、目の前の子どもがどう思うか(感じるか)

 今回は、特別編の完結です。

 大人の接し方で、目の前の子どもがどう思うか(感じるか)です。

 例えば、幼稚園で友だちとケンカして、友だちを泣かしたことを先生に伝えられた時の親(自分)の対応を想像してみてください。

もし仮に、一方的に攻めるだけなら子どもは『自分はこの家にはいらない人間なんだ!』と思う可能性が大きいです。また、子どもを叱りはしますが、「なぜ、そんなことをしたんだ」と理由を聞かれたら、子どもは『自分の気持ちも受け入れてくれるんだ』と思うのではないでしょうか。

 自分の子どもが『なぜ?そんなことをしたのか』ということを知りたいと思い、聞いてみるというがあれば、子どもに安心感が生まれ、そこからまた一つ「愛されている」という思いが芽吹き、自己肯定感が育まれる土壌ができると思います。

頭ごなしに叱り、突き放されると子どもの心はどうなるでしょうか?

 今の子どもたちは、「自分のいいところも悪いところも、みんな受け入れられ、愛されている」と思えない子どもが増えているので、不安(負のエネルギー)が増幅していると思います。その結果が、日本の高校生の72.5%が「自分はダメな人間だと思うことがある」という回答(悲鳴)が大人へのサインではないでしょうか。

 なぜ?このようになっているのかの本質を考えることを大人の私たちが始めなければ、今の子どもたちが、2045年問題をクリアして生き抜いていく力強い子どもに変身できないのではないでしょうか。

 3週に渡り、訪問していただきましてありがとうございます。感謝いたします。

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「ひきだし」第19回特別編②/3 続!「自己肯定感」について

 今回は「自己肯定感」についての続きです。

 前回「ひきだし」に訪問していただいた方は、「自己肯定感」の低さの要因を考え、自分の周りも見回していただいたのではないでしょうか。

 「ひきだし」の第1回から第14回までに「自己肯定感」を育むために必要なことを綴ってきました。親の「かかわり方」で大きく左右されますし、子どもを取り巻く環境(地域の大人のかかわり方)にも問題があると感じます。

俯瞰すると、今の日本社会で、親や地域の大人に負のエネルギーが溜まり増幅している。その影響を「一番弱い子ども」が受けるために「自己肯定感」を下げているのではないかと感じています。

 小さいときから蓄積の結果から、72.5%の日本の高校生が「自分はダメな人間だと思うことがある」という意識になった。それまで、いろんなサインを出していたけれど気づいてくれる大人がいなかった。(気づいても、声をかけることができない環境が今の社会ではないでしょうか)

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