今日は、前回出てきた「甘えさせる」についての話です。
私は、四人の孫のじいちゃんです。俯瞰して見ても孫には甘い!子どもたちを育てる時と比べたら孫たちを「甘やかす」ことが多いと思っています(笑
今まで「愛情」は心の成長にとって、とても大切なものだと書いてきました。でも一般的には、子育ての中では「甘え」は良くないことと捉えられてしまいます。どうしてでしょう?
「甘え」の中には、「甘えさせる」と「甘やかす」の二つがあり、それは違うものであるという学びを受けていないからだと思います。「甘えさせる」のは良いことですし、しなければならないと言われています。それに対して「甘やかす」のは、してはならないことと言われています。その違いは!
「甘えさせる」ということは、子どものペースを尊重することです。情緒的な要求(触れ合い、子どもの話を聴く)を受け入れることです。ここから安心感が生まれてきます。一生懸命努力しても、どうしてもできないことには、ヒントを与えたり、手をかしたり(手当て)することが大切です(子どもは、親が自分のことを観てくれているという空気を感じ、安心感が膨らみます)。
「甘やかす」とは、過干渉、過保護とも言われ、大人のペースを重視していることになります。親は引け目を感じてしまい(背景は分かります。親は毎日忙しく働いて時間がなく、子どもの情緒的な欲求に応えきれていないために)、物質的な要求(金や物)を受け入れてしまう。じいちゃんも同じかな!これは後々困ったことになります。
自分の寂しさを「物」で埋めようとすることに、心が奪われていきます。それを拒まれると、不安になり自分はどうしていいかわからなくなる・・・そして・・・。
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