今日のEsumoの中で

今日「こんにちは」とあいさつを交わしたときに少し元気がなかった会員生がいました。こちらは、お母さまが、昨日入院したことが原因と分かっています。その子と先生が話したとき、「昨日は泣いた!」と話したようです。どれだけ悲しかったか。寂しかったか。小さな胸がはちきれそうになっているのだと思いました。

この情報を校舎全体で共有し、どのように接していくかを打ち合わせしてから授業に入ってもらいました。

授業の入れ替え時間にその会員生の様子を報告に来てくれました。
先生「おんぶを迫ってくるし、いろいろ話してくるし・・・」
私「それでどうした!」
先生「おんぶして、いろいろ話を聴きました」
私「ありがとう!」「今日は、気分転換ができればそれでいいから!」
先生「背景が分かっているので、対応を間違わないようにします」

その言葉に対して、本当に、有り難いと思いました。(感謝です)
そこには「甘えさせる」ということを理解した対応をしてくれたからです。

授業が終わり、お父様が迎えに来るまで時間があったので、〇〇さんと先生Aと先生Bの三人で『かくれんぼ』をしていました。その時の〇〇さんの様子を観ていて感じたのは、笑顔の中に、悲しみ、寂しさが少し薄くなったということです。

お父様が15分後くらいに迎えに来ていただいた時に、〇〇さんの様子の情報交換をしました。私「今日は、とにかく体を動かしながら各先生にくっついていましたよ」
父「そうでしたか。やっぱりさみしいのでしょうね。夜は泣くんですよね・・・」
私「自分たちができることがあれば言ってください。やれることはいたします」
父「ありがとうございます」
○○さんは「パパ―!」と大きな声でお父さんとの会話を楽しんでました。
車に乗る前に〇〇さんは「今日もありがとうございました」と私たちにあいさつして帰りました。(本当に礼儀正しい子どもです)

終礼で、お父様との話の内容を伝え、「今後の対応の仕方の前に〇〇さんの心の状態をここしばらく注意してみて欲しい」ことを伝えました。ここで話したことは、「今は『甘えさせる』ことがなぜ?重要なのか」についてです。少しでも○○さんに安心感を持って欲しい。お母さんやお父さんのほかにも、先生たちもしっかり見ているからね!という空気を醸しだしていこうと話し合いました。「お母さまが退院するまでしばらく時間がかかるのでお願いします」と感謝の気持ちを込めて言葉にしました。

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