「ひきだし」第18回特別編①/3 「自己肯定感」について

 今回は、「自己肯定感」について 再度、データを交えながら考えます。

 先週、仕事帰りに大人の隠れ家(マイカーのこと!)でラジオを聞いていたら「無価値観」についての話が流れてきました。「無価値観」とは自分自身に価値を見いだせない。という負のエネルギーに包まれた状態です。『この割合が多くなってきた・・・!』とくに新型コロナの影響で、職を失ったり、仕事もリモートになったり、大学の授業もオンデマンドで一人の時間が多くなってきたことも要因の一つかもしれません。

 けれど「無価値観」(=「自己肯定感」の低さ)は、今に始まったことなのか?と思い、調べてみました。資料は、国立青少年教育振興機構(平成27年8月のデータ)より日本の高校生と米国、中国、韓国を比較したものです。

 質問内容は「自分はダメな人間だと思うことがある」です。これに対して、『とてもそう思う』『まあそう思う』と回答した割合は、米中韓を大きく上回っていました。

 韓国35.2%、米国45.1%、中国56.4%に対し、日本の高校生はなんと72.5%です。国民性や文化の違いはあると思いますが、なぜ周りの大人は、地域社会はここまで放っておいたのでしょうか?

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