「ひきだし」第21「子どもに自信をつけさせるには?」

 今回は、「子どもに自信をつけさせるには?」について進めていきます。

 まずは、自信の定義と本質について調べたことを書きます。
 自信の定義:「信じる」ということは、そもそも選択の前に「疑い」がなければ生じませ
ん。根拠があれば、そもそも「信じる」ということが成立しないのです。

 自信の本質:「信じる」ということは、根拠から推して勝てない公算が同等以上に大きい
      (いわば疑いがある)場合に、それでも戦いに臨むような時に生じる概念です。

ということが分かりました。自分なりに整理すると、「疑い」があれば心が乱れ、脳が勝手にマイナスの思いをどんどん膨らませ、それを映像化して見ている自分がいる。そこに不安や悩み、焦りを自分自身がさらに増幅していることに気がつかないということ。でも、根拠があれば安心して臨む(挑戦できる)ということになる。

 次に調べたのは、自信には「2段階の自信」があるということです。

 第1段階の自信は、『存在の自信』だそうです。これは、親や周囲の人が自分の存在を喜んでくれることから育まれる気持ち!それは、自分はここにいていいんだ、ありのままで、存在価値があり、自分はいらない人間なんかじゃないんだという気持ちです。

ここに先ほどの「疑い」があれば我が子はどうなるでしょうか?

 第2段階の自信は、『能力への自信』だそうです。これは、勉強ができる、スポーツができる、お手伝いなどができるという、自分の能力への自信です。周囲の人から、認められたリ、ほめられたりすることによって、育まれます。

自分の能力に根拠があれば、「疑い」を持ちません。結果、練習で培った技術を平常心で出すことができることにつながるのだと感じました。

 ここで、どちらの自信が我が子の土台になるか? 
これについては、次回でお話ししたいと思います。

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