今日は、前回の「叱る」にスポットを当てます!
「叱る」とは、子どもに腹を立てることではありません。子どもが、自分も他人も大切にするように、一つひとつ教えていくことと書きました。
また、大切なポイントを3つ挙げました。それについて少しだけほりかえしてみます。
① 全人格を否定するような言い方をしていませんか。
「あなたは、〇〇だ!」という表現は、相手を決めつけていう言葉です。それは全人格を否定することにつながります。
あくまでも行為を「叱る」のですから、
「△△するのは、よくないよ」という部分的な表現をしましょう。そして、の理由をしっかり分かるように、納得するように冷静に話していきましょう。
② 何を叱られているか、わかるような叱り方をしていますか。
私も両方の経験があります。親は叱りだすと、だんだん話が広がって「何を」叱っているのかがよく分からなくなるときが多いですね。冷静になれません>ヒートアップしていきます。
こんな時は、叱る前に「××するのはよくないでしょ!」と何がいけないかを整理してから話すことを心がけましょう。そうすることで、気持ちが冷静になっているものです。
③ どんな行動を取ったらいいか考えて、分からない時は、対処の仕方を聞きに来る。というような環境を整えていますか。
どのような行為がよくなかったかを具体的に伝えます。そして、それについての対処方法を、分かりやすく話すということを心がけていきましょう。感情対感情では、傷つくことはあっても、得るものはないと思います。
このように書くのは簡単ですが、実際に「叱っている」時に冷静になれるか?との戦いですね。冷静になるための「魔法の術」を考えてみてください。
Esumo(エスモ)公式ページはコチラまで https://esumo.jp/