「ひきだし」第31回 「表現力」の深掘り

今回は、前回の「表現力」をもう少し深堀(・・)してみたいと思います。

「ひきだし」に訪問していただいた大切なみなさまへ!
「表現力」とは? と聞かれたらどのように答えますか。映像化してみてください。

生きていくうえにおいて書くや話すは日常的に行われています。ですから言語による表現力を身につけ、発揮できる(場を持つ)ことは大切なことになります。

 ことばを換えると、生きていくための「たくましさを」を育てる。
「たくましさ」はどのようにしたら育つのか?このことは、保護者の方や子どもの前に立って指導するすべての人が今まで以上に強く考える〈流れ〉になってきているように感じています。

 角度を変えてみると、音楽や演奏、絵画や造形、書道や芝居など芸術的な表現力や民族舞踊やバレエ、サルサ、タップダンス、ストリートダンスなど体による身体的な表現力もあります。よって、その人の考えや思い、感情などの心の状態は、言語によって表現されるだけでなく、表情や身振り、振るまい、行動や態度などにも表れるものです。
 
 人はうれしいときには顔の表情が明るくなり、振るまいもはつらつしたものになります。逆に、つらいときには表情が暗くなりなります。どちらも人として表現している姿です。私たちの仕事はこの部分を見逃さないということです。(サインを受け止めて、並走するには〈読解力〉がなければなりません)

 整理しますと、人として生きていることが表現していることになる。だからこそ表現力は主体的に生きていく力そのものです。

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